久々の記事となります。
いつの間にか年が明け、既に 1週間経過・・・
時の経つのは早いものです。

ボーとしていると、あっという間の実りの無い一生となってしまいます。
そうならないよう、日々できることを精一杯し、後回しにしない
充実した人生を歩みたいものです。

本年もよろしくお願いします。

さて、今朝(1/8)の読売新聞朝刊にこんな記事がありました。

【モンスター親(ペアレント)】

俗に、学校の先生等に対して理不尽なことを言う親を皮肉めいてさす言葉ですね。

とんでもないことを言う親もいるもんだ・・・と対応する先生も大変だなぁと
関連ニュースを聞くたびに思っていましたが・・・

そんな親に対処するためのアドバイザーがおり、多くの先生がお世話になっているとか。

そのアドバイザーの話・・・

    「孫の誕生ケーキのローソクが1本足りなかった」という苦情を
受けた販売先が足りないローソクを購入者の自宅に持って行って
謝罪したが、許してもらえなかった。

そんなことも許せないなんて、なんて心の狭い・・・理不尽な!
と思ってしまうのが普通でしょうか?

しかし、アドバイザーが言うには・・・

    「本人が怒ったのは、ローソクの数よりも、孫の前で恥をかかされ
自尊心を傷つけられたから。それを推し量る心がなければダメ。」

なるほど、理不尽ではなく、ちゃんと理由があって許さなかったのですね。
この発想は中々出来ないのではないでしょうか。目からウロコです。

そして、

    「寛容」とは、相手の怒りを認めて心中を引き出すこと。

なるほど。理不尽だとカッカせずに冷静に相手の怒りを認める。
そして、何に対して怒っているのかを相手の気持ちになって考える。
この「寛容」さを皆が身に付けていれば、モンスター親なんて、そもそも現れないんでしょうね。

結局のところ、理不尽でなくても、自己中心的であることに変わりありません。

自利自利ではなく・・・自利利他!

この仏教の精神を少しでもモンスター親に分かってもらえたら・・・と思う今日この頃です。
かく言う私も、アドバイザーの言う「寛容」さを身に付けなければ・・・と反省した次第です。(^^;;;