久々のブログ記事となってしまいました。皆さんいかがお過ごしですか?

最近、何かと話題のiPadですが、もうお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんね。

そのiPadの使い道の筆頭、電子書籍で思い出したのですが、
かの有名な小説家・五木寛之氏のベストセラー『親鸞』について少々。

正山寺は浄土真宗のお寺でもあり、その宗祖のお話ということで、
年始めに上下巻ともに読ませて頂きました。

とても読みやすくドラマティックなストーリーで、あっという間に読み進むことができ、
ちょっと脚色しているストーリーとも思えましたが、読み物としては面白いですし、
一般の方にも親鸞聖人の人となりを知ってもらう上でもお勧めできる本かと。

と、普通に紹介するだけで終わってしまってはつまりませんね。

わざわざ記事にしたのは、この『親鸞』の上巻(300ページ)が、
期間限定ではありますが、インターネットに公開されているのです。

http://shin-ran.jp/

5月12日~6月11日までの一ヶ月のみの公開で、
PCからのインターネットアクセスでのみ閲覧できるようです。
(ダウンロードや印刷はできません)

既に、残すところ、10日間のみとなっていますので、
まだお読みでない方は、是非読まれることをお勧めします。

私も試してみたところ、閲覧前にプラグインをインストールする必要がありますが、
動作は軽快で読みやすかったです。

それにしても、1,575円する上巻全てをインターネット公開するという
前代未聞の試みをかって出た五木寛之氏に感謝ですね。

自分の利益のみを考えずに、利他を実践する仏教者の手本となるのではないでしょうか。
私も見習わねば・・・といいつつ、この程度の記事では、到底及びません。(笑)